サンペ作/荻野アンナ訳『今さら言えない小さな秘密』のご案内

ジャン=ジャック・サンペ作/絵 荻野アンナ訳『今さら言えない小さな秘密』

定価:2,000(本体価格)円+税(10%)、A4変型版、本文110ページ、ISBN978-4-903789-03-5

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【概要】
自転車の国フランス。でも自転車に乗れない自転車店主がいた!

フランスの国民的イラスト作家、ジャン=ジャック・サンペ作/絵、荻野アンナ訳の大人向け絵本(原題:Raoul Taburin,1995, 2019, Éditions Denoël)。プロヴァンスの田舎町を舞台に繰り広げられる愛、友情、そして自転車をめぐる秘密。サンペならではの楽しい絵と文章、荻野アンナによる軽妙な名訳が紡ぎ出す痛快な物語。フランスならではのエスプリ満載のおしゃれな絵本です。是非お楽しみください。

【著者について】 ジャン=ジャック・サンペ(Jean-Jaque Sempé)
1932 年 8 月 17 日、フランス・ボルドーに生まれる。いたずら好きで、わんぱくな少年時代を 過ごす。17歳でワインの仲買人の下で働き始めるが、仕事よりスケッチをしている時間の方が 多く、やがて首になる。兵役前に軍隊に志願し、任地にパリを選ぶ。休暇を利用して、新聞社に 作品を持ち込むようになり、その後、本格的に漫画家の道に。1960 年、友人のゴシニと組んで、 文ゴシニ、絵サンペのコンビで出版した『プチ・ニコラ』が大好評を博す。以降雑誌「パリ・ マッチ」、「ニューヨーカー」等で風刺漫画や、挿画、絵本の分野で活躍を続け、フランスを代表 する国民的漫画家となる。ドビュッシーとデューク・エリントンをこよなく愛す、無類の音楽好 き。シンプルなタッチと軽妙なユーモアで何気ない日常の一コマを描き出し、人生の機微を見事 に表現するその作風は、国や世代をこえて広く支持されている。

【訳者について】荻野アンナ
1956 年横浜生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。フランス政府給費留学生としてパリ第 四大学(ソルボンヌ)へ留学。91 年『背負い水』で第 105 回芥川賞を受賞。2001 年『ホラ吹きア ンリの冒険』(文藝春秋)で第 53 回読売文学賞受賞。2008 年『蟹と彼と私』(集英社)で第 19 回 伊藤整文学賞受賞。主な著書に『カシス川』(文藝春秋)など。趣味の落語では金原亭駒ん奈を名 乗る。現在、慶応義塾大学文学部教授。

*データは出版時のものです