新刊書「すべてを今すぐに」のご案内

 

モルガン・スポルテスの話題作『すべてを今すぐに』の販売を開始しました。

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 フランスの鬼才モルガン・スポルテスの話題作! 2011年度アンテラリエ賞受賞。2016年フランスにて映画化(日本未公開)。 オリジナル・タイトル:Tout, tout de suite、2011, Fayard
これまで『ゾルゲ 破滅のフーガ』2005年、岩波書店、「天は語らず」2019年、岩波書店が日本に紹介されて来たモルガン・スポルテスの主要作とも言えるハードボイルド。

【概要】 2006年、パリ郊外で一人のユダヤ人青年エリが誘拐された。犯人たちは、ユダヤ人は金持ちであるという思い込みから身代金目当てに彼をターゲットに選んだが、24日間に及ぶ監禁と拷問のあとにエリを待っていたのは悲惨な結末であった。犯人グループは失業者、高校生、ヤクの売人など・・・パリ郊外に住む様々な境遇の若者たちであった。事件は結果的にフランス全土を巻き込みながら反ユダヤ主義やイスラム原理主義を問う社会問題にまでに発展する。 実際に起きた「イラン・ハリム事件」を小説的手法を駆使して忠実に再現しながら、スペクタクル社会のひずみに肉薄したモルガン・スポルテスの問題作(2011年度アンテラリエ賞受賞)。

【著者】 モルガン・スポルテス(Morgan Sportès) 1947年アルジェに生まれる。パリ=ディドロ大学(パリ第7大学)で文学/歴史を学ぶ。兵役時代をアジアで過ごした後、作家活動に入る。二〇冊あまりある彼の作品のうち、『ゾルゲ 破滅のフーガ』(2005年、岩波書店)『天は語らず』(2019年、岩波書店)がすでに日本に紹介されている。本書『すべてを今すぐに』(原題 Tout,tout de suite,Fayard,2011)は2011年度アンテラリエ賞(Prix Interallié)を受賞し、2016年にはフランスにおいて映画化された。

【訳者】 小坂夏男 1953年生まれ。もともとは大学で哲学を教えていたが定年退職を機に、現在はフリーで翻訳をするかたわらエッセイなどを書いている。小坂夏男のブログ